M5Stack FireでUIFlowプログラミング(その6)ボタンを押す

前回の続きです。保存した「dispchika.m5f」を開いてください。


ボタンを押して画面の表示を切り替える

  1. [イベント]から[ボタンAがwasPressedのとき]ブロックを追加します。
  2. 1で追加したブロックを右クリックし、表示されるショートカットメニューから[複製]をクリックし、ブロックを複製します→「ボタン[B]」に変更します。
  3. [画面の明るさを100に設定する」ブロックと[画面の明るさを0に設定する]ブロックをドラッグして画像の位置に配置します。
  4. 不要なブロック([ずっと]、[1秒停止])を[DEL]キーを押して削除します。

コの字を左右反転したような形のブロックは「イベントブロック」といい、ブロック上部に書かれている状態(これをイベントといいます)が発生したら実行されるものです。[Setup]とは別に動きます。

最初のイベントブロックでは「ボタンAがwasPressed(押された)のとき」となっているので、ボタンAが押されたらこの中のブロックが実行されます。
※ M5Stack本体の前面下にボタンが3個並んでいます。左から順にボタンA、ボタンB、ボタンCといいます。

ボタンAを押すと、画面の明るさを100(一番明るく)にし、
ボタンBを押すと、画面の明るさを0(一番暗く)にします。

実際の動きです。


音を鳴らす&LEDを点ける

  1. [ハードウェア]-[スピーカー]から[スピーカーの高さ○で○拍鳴らす]ブロックを追加します→スピーカーの高さを[High A]にします。
  2. 1で配置したブロックを複製し配置します→スピーカーの高さを[Low A]にします。
  1. イベントブロックを複製して、ボタン[C]に変更します。
  2. [ハードウェア]-[RGBカラー]から[LEDバーの色を○色に設定する]ブロックを追加します→色を赤色にします。
  3. スピーカーの高さを[Middle A]にします。
  4. 2で追加したブロックを複製します→色を黒色にします。
  5. 不要なブロック([画面の明るさを0に設定する])を削除します。

M5Stackはスピーカーを内蔵していて、指定した音を鳴らすことができます。

M5Stackの右側面と左側面にLEDバーがあり、指定した色で光らせることができます。

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