VRワールドにショップを開設する

8月30日(火)、31日(水)の2日間で実施した在職者訓練「VRワールドにショップを開設する(VR活用編・Blender&Unity&cluster)」の内容をご紹介いたします。
VRシリーズを6月から3回実施していて、今回はその最後になります。
1回目は、「メタバースを体験しよう!」ということで、日本発のメタバース、cluster内でアバターの設定をしたり、建物を建てたりいたしました。
2回目は、「Blenderで3Dモデリング」ということで、メタバースの中に設置する建物やテーブルなどを3Dモデリングアプリ、Blenderを使って作成いたしました。
最後の3回目として、Blenderで作成した3DモデルをUnityアプリでメタバース用に設定などして、cluster内の自分の世界に設置していきました。
また、アバター作成アプリVRoid Studioによりオリジナルアバターを作成し、Tシャツにロゴなどをプリントし、ショップスタッフらしくしてみました。テキストに沿って、少しだけ講習内容をご紹介します。


アバターのTシャツにテクスチャ(表面の柄など)を設定しました。GIMPという画像編集ソフトで位置などを調整しています。

clusterアプリの最近のバージョンアップでエモートが追加されました。感情表現を動きや顔の表情で表すことができるようになりました。写真は、「いいね!」を選んだときのものです。

Blenderで作成した店舗に看板を設定しました。この方法で、看板以外にもポスターや案内表示を設置することができます。

手に持つことができる設定をしました。棚に商品を飾るだけでなく、手に取って見てもらうことができます。

椅子に座る設定をしました。

ショップ内では使う機会があまりないかもしれませんが、説明会や商談会などのイベントではよく使います。また、椅子だけでなく、自動車の座席に座って運転することもできます。

大型モニターを設置して、画像や動画を映し出します。

電子看板として使うこともできますし、イベントで説明資料提示用としても使えます。PDFファイルも使えますので、講習会も開けます。

テキストでは左の「eテクノショップ」を作成し、その後それを右側にコピーし、それぞれアレンジしてもらいました。写真は、参考の「コーヒーショップ」です。

フリーのアセット(部品)をダウンロードして、ケーキなどを飾り付けしています。手に持つ設定を行っていますので、このように手に持つことができます。


Blender操作を習得すれば、自分の商品、製品を3Dモデリングしてメタバース内に展示することができます。ホームページ、SNSに続く企業PRツールとしていかがでしょうか?

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