メタバースで行き来するとき、元にいた場所に戻りたい

メタバースSpatialで長岡駅前を作成しています。すべての建物を詳細に作成するとデータ量が多くなるので、全体と詳細に分けて作成し、全体と詳細を行き来するしくみにしたいと思います。

この図では、全体が左の「メタバースながおか」、詳細が右の「Aoreながおか」になります。
全体はマップとして使い、Aoreながおか前まで行ったら、詳細のAoreながおかにジャンプします。

スペース間をジャンプするしくみは、Spatialでは「Portal(ポータル)」(球体で中にスペース名が表示されている)というものが提供されていて、それをクリックすると、そのスペースにジャンプ(Travel)します。

ジャンプした後、そのスペースのエントランスポイントに出現します。
全体から詳細にジャンプするのはいいのですが、詳細から全体に戻るときに元いた場所(ここではAoreながおか入り口)ではなく、全体のエントランスポイント(ここでは駅前交差点)に戻るので不自然な動きになります。

これを元いた場所に戻るように設定をしました。

エントランスポイントは駅前交差点です。

アバターがスペースに入った時、ジャンプ地点が指定されている場合はそのジャンプ地点にジャンプ(Teleport、テレポート)します。(最近Data Store機能が追加されて、アバターにデータを保存して別なスペースにジャンプできるようになりました)

Aoreながおか入り口にTrigger Eventを設置しています。感知範囲を半径2mに設定していて、感知範囲に入るとその位置をData Storeにセット、出るとリセットするようにしています。

このTrigger Eventの位置にPortalを設置しておけば、現在地をセットした状態で別なスペースにジャンプし、そこから戻ると現在地にテレポートすることができます。

元いた場所に戻るのが即時ではない(エントランスに出現して、しばらくたってからジャンプ地点にテレポートして戻る)のを改善するのが今後の課題です。

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