RaspberryPiを使うための準備 OSのインストールから起動・終了まで(mac版)

Raspberry Pi 3 Model Bを使用。4Bだと若干違うかもしれません。
microSDカードは8GBを用意。それ以上の容量でも可。
電源はmicroUSB給電(5V2.5A以上)※2A程度でも動きます。
microSDカードにRaspberryPiOSを書き込みます。そのための機器(パソコン等)が必要です。

今回使用する機材

  • Raspberry Pi 3 Model B
  • microSDカード(8GB)
  • MacBook Air(M1、2020)
  • dodocool DC53 7-in-1 Multiport Hub with Dual USB-C(microSDカード書込用)
  • USBケーブル(microUSB−USB Type-A)
  • ACアダプタ(USB接続タイプ、5V-2A)

Raspberry PiのOSとして、「Raspberry Pi OS」を使用します。

RaspberryPiOSを書き込むためのアプリ「Raspberry Pi Imager」をダウンロードしてインストールします。
https://www.raspberrypi.com/software/

ダウンロードして、インストールします。

Raspberry Pi Imagerの起動後の画面です。

①Operateing Systemで「Raspberry Pi OS(32bit)」
②Storageで挿入したmicroSDカード
を選択し、③[WRITE]をクリックします。

書込が完了するとこのようなメッセージが表示されるので、[CONTINEU]をクリックして閉じ、このアプリを終了します。
microSDカードを抜いて、再度挿入します。

bootという名前で使えるようになります。

2つのファイル
・ssh(拡張子なし、中身なし)
・wpa_supplicant.conf
をbootにコピーします。

wpa_supplicant.confの内容
これから使用するWi-Fiの設定を記述します。
(複数のWi-Fi環境で使用する場合、複数設定が可能)

boot右横の▲をクリックしてアンマウントし、microSDカードを取り出します。

Raspberry PiにmicroSDカードを挿入します。

microUSB電源ポートにUSBケーブル(microUSB−USB Type-A)とACアダプタ(USBタイプ、5V-2A)をつなげます。
ACアダプタをコンセントに挿すと給電され、Raspberry Piが起動します。

microUSB電源ポートの近くにLEDが2個あります。赤色LED①は給電されたら点灯、緑色LED②はmicroSDカードにアクセスすると点灯します。
起動時は②がかなりの頻度で点滅しますが、しばらくすると消灯します。これでRaspberry Piが起動完了してことが分かりますので、次の操作をしてください。

Macでターミナルを起動し、

ssh-keygen -R raspberry.local
※以前セットアップをしているとこれからの操作でエラーが発生する場合があるので、念のため情報をリセットします。

ssh pi@raspberrypi.local
※ Raspberry Piにリモートで接続します。 ssh(Secure Shell)で接続先(最初の設定では、ユーザー名:pi、ホスト名:raspberrypi)を指定してRaspberry Piにつなぎます。
※ 接続先の形式は、ユーザー名@ホスト名.local

③パスワードを訊かれるので入力します。
*初期設定では、raspberry

pi@raspberrypi:~ $ ■ プロンプトが表示され、Raspberry Piに接続することができました。

次に、Raspberry PiをGUI環境(マウスを使って操作)にするために設定を行います。

Raspberry Pi Software Configuration Toolを起動します。
sudo raspi-config[Enter]

設定画面が表示されるので、下カーソルキーを押して[3 Interface Options]に合わせて[Enter]を押します。

[I3 VNC]に合わせて[Enter]を押します。
※VNC(Virtual Network Computing) ネットワーク上の別のコンピュータを遠隔(リモート)操作するためのリモートディスクトップソフト。Raspberry Piでは標準でRealVNCがインストールされています。

「VNCを有効にするか?」と訊いてくるので、に合わせて[Enter]を押します。

「VNCが有効になりました。」と表示されるので、<Ok>に合わせ[Enter]を押します。

最初の画面に戻ります。<Finish>に合わせて[Enter]を押します。
設定が終了し、プロンプトに戻ります。

VNCのセキュリティ設定を行います。
設定ファイル(/etc/vnc/config.d/common.custom)をvi(テキストエディタ)で作成します。
sudo vi /etc/vnc/config.d/common.custom[Enter]
i でインサートモード→1行目に「Authentication=VncAuth」と入力します。(「」は入力しない)[esc]を押してインサートモードから抜けて、
:wq[Enter] 変更を保存してviを終了します。

VNCのパスワードを設定します。
sudo vncpasswd -service
設定するパスワードを2回訊かれますので、同じものを入力します。

VNCの設定を反映させるために、VNCを再起動します。
sudo systemctl restart vncserver-x11-serviced[Enter]

VNC Viewerを起動します。
※ ここではRealVNCをインストールして使っています。
https://www.realvnc.com/en/connect/download/viewer/macos/

VNC Viewerが起動しますので、VNC Connect欄にホスト名(raspberrypi.local)を入力し[Enter]を押します。

Passwordを訊かれるので、VNCの設定で入力したパスワードを入力します。
□Remember passwordに✓を入れるとこれ以降パスワードの入力が省略されます。
[OK]をクリックします。

Raspberry Pi OSのデスクトップ画面が表示されます。
続けて、いくつか設定を行います。[Next]をクリックしてください。

「Set Country」
Country: を[Japan]にします。(LanguageとTimezoneは連動して自動に変わります。)
[Next]をクリックします。

「Change Password」
Raspberry Piにログインするときのパスワードを変更します。
2カ所同じものを入力してください。[Next]をクリックします。
※ 初期設定ではユーザー名:pi(パスワード:raspberry)を使っています。このパスワードを変更します。
※ VNCを利用するときのパスワードとは違いますので注意していください。

「Set Up Screen」
画面の調整を行います。もし画面が表示されていない部分がある場合、□The taskbar does not fit onto the screen に✓を入れてください。[Next]をクリックします。

「Select WiFi Network」
Wi-Fi環境の設定を行います。
すでに設定は終わっていますので、何もせずに[Skip]をクリックしてください。

「Update Software」
OSとアプリケーションプログラムのアップデートを行います。
時間がかかるので後で行います。ここでは[Skip]をクリックしてください。

「Setup Complete」
セットアップが完了しました。[Done]をクリックしてください。

セットアップ完了後のDesktop画面です。

左上のスタートボタン(Raspberry Piのアイコン)をクリックすると「アプリケーションメニュー」が表示されます。
一番下の[Shutdown]をクリックします。

「Shutdown options」画面が表示されますので、[Shutdown]をクリックして、終了します。

起動時と同じく、Raspberry Pi上の緑色LEDが点滅しているときはmicroSDカードにアクセス中です。消灯したらACアダプタを抜いてください。 ※ Raspberry Piには電源ボタンをありません。必ずACアダプタを抜いてください。

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